NetflixのCEOがVRに懐疑的な理由は”イッキ見”ができないから

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NetflixのCEO、Reed HastingsはVenturebeatに、現時点でNetflixがあまりVRに注力していない理由を話しました。

Hasting氏は「VRはゲームには大きな影響を与えるだろうが、映像コンテンツとなると”20分で疲れる”」「我々はもっと呑気でリラックスしたものを求めている」としCCOのTed Sarandos氏も「妻と一緒にソファーに座りVRヘッドセットを着けている姿が想像できない」と述べました。また、Oculus RiftやHTC Viveがニッチとなっている現状の潜在市場の小ささにも触れました。

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確かに現状のHMDでは映像を見ていると非常に疲れます。しかしその疲れの大きな要因はHMDの装着感や重さと、目の焦点距離にあり、それは今後解決されてゆくと思います。HMDの重さについてはマークザッカーバーグがfacebook開発者会議F8で述べたように将来的にはメガネのように軽くなってゆく方向性が、右肩上がりのディスプレイなどのコストパフォーマンスから確信でき、そして演算デバイスを腰に装着したりクラウドコンピューティングで供給したり無線給電をしたりするテクノロジーが軽量化を後押しするでしょう。

また、目の焦点距離は現状のHMDでは固定されていますが、前に記事で述べたとおりmagic leapのadaptive focusがそれを改善する予想もあります。

今回のNetflix重役の発言はあくまで”現時点”の優先度について述べたものであり、長期にわたってVRに注力しないと述べたわけではありません。しかし、VR市場が形成されると普遍的な映像というエンタメは確実に支持されるわけでありまったく表現技法が確立されていないことから現時点からそれなりの研究開発は進めても損はないと思います。


参考URL:http://venturebeat.com/2016/05/05/netflix-ceo-hastings-explains-why-hes-not-ready-to-invest-in-vr-content/

Editor:斎藤大也

 

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